2016

寒中お伺い申し上げます。
向寒の折、皆様にはお変わりございませんか。
喪中のため、年頭のご挨拶を遠慮させていただきました。
本年も何卒よろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。

高知は今朝から雪が降っています。
市内で雪が降ることはあまりないので、
独特の趣を感じております。

風に巻かれ右往左往散っては消えていく雪、
美しさとは日々の暮らしの中にあるのだと、
しばらく眺めておりました。

社会では映画なんて観る必要がないくらい、
ショッキングな出来事が頻繁に起きています。
社会とは私たちが思っている以上に巨大なものです。
たまに現実を突きつけられたりします。
でも、それを乗り越えるプロセスは(振り返ってみると)
楽しかったりします。

最近思うのは、そこに山があるから登るんじゃなくて、
まず、その山の頂上に行ってみないと、
これから先の景色(未来)が見えないじゃないって事。
どうでしょう。

それはそうと、実はわたくし年男です。
荒っぽさとか偶然を経て、
美しさをもっと力強く表現していきたいものです。

雪空の上町より
二〇一六年一月一九日 冨士味噌 四代目 宇田卓生